メニューへ 本文へ
Go Top

政治

法務部長官候補の人事聴聞会が中止へ 任命強行か

Write: 2019-09-02 14:52:17Update: 2019-10-17 04:39:48

法務部長官候補の人事聴聞会が中止へ 任命強行か

Photo : YONHAP News

法務部長官候補に指名された前の大統領府民情首席秘書官 曺国(チョ・グク)氏に対する国会の人事聴聞会が期限の2日まで開かれず、事実上中止となりました。大統領府青瓦台は3日、国会に人事聴聞報告書の再送付を求める形で、任命を強行する運びとなりました。
与野党は、娘の大学への不正入学など曺氏をめぐる数々の疑惑を検証するため、曺氏の家族を証人として国会に呼ぶことをめぐって対立していましたが、最大野党の「自由韓国党」が家族を証人として呼ぶ方針を撤回し、聴聞会の日程の調整に乗り出すと、与党「共に民主党」が日程を再び延期するのは不可能と反発。2日から2日間、開く予定だった曺氏の人事聴聞会は事実上、中止となりました。
こうしたなか、曺氏は2日午後3時半に国会で自ら国民への説明を行うとしていて、論争がさらに激しくなりそうです。
一方、検察は人事聴聞会とは関係なく、疑惑をめぐる捜査を速やかに進める方針です。
検察は先月27日に家宅捜索を行った際、国土交通部からも資料を確保したとされます。
検察は、曺氏の家族が投資したファンドが大株主となっている中小企業が、文在寅(ムン・ジェイン)政権が進める事業に関係し、優遇を受けたかどうかを調べているとされます。
家宅捜索で押収された証拠品については、ほぼ分析が終わり、検察は今週中にも関係者を呼んで、取り調べを行うものとみられます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >