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政治

アメリカによる韓国批判続く 韓米同盟に亀裂か 

Write: 2019-08-29 11:50:08Update: 2019-11-14 11:35:09

アメリカによる韓国批判続く 韓米同盟に亀裂か 

GSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定の破棄を韓国が通告したことに対し、アメリカ政府が公の場で批判を繰り返していることについて、外交部はアメリカに対し、批判を自制するよう求めましたが、その後もアメリカ政府当局者による懸念表明があり、韓米関係に亀裂が生じたのではないかとの見方が出ています。
アメリカのエスパー国防長官は現地時間の28日の会見で、韓国によるGSOMIAの破棄決定について、「両国がこうした状況になっていることに非常に失望している」と強調し、公の場で韓国と日本を批判しました。
また、ロイター通信は28日、韓国がこのほど実施した独島(トクト、日本でいう竹島)防衛訓練について、アメリカ国務省の関係者が「問題を悪化させるだけだ」と述べたと報じています。
韓日間の敏感な外交問題である独島について、アメリカが公の場で言及するのは異例で、GSOMIAの破棄を重大な問題として認識していることの表れと受け止められています。
独島防衛訓練に対するアメリカの批判について、大統領府青瓦台の関係者は、「独島防衛訓練は定例訓練だ。ある国が自国の主権と安全を守るために行う行為について、ほかの国が簡単に言ってはならない」と反論しています。
このように韓米の認識の差を表す発言が続いていることについて、韓米同盟に亀裂が生じたのではないかと懸念する見方が出ています。
これについて、専門家からは、独島防衛訓練に対する批判など韓国に対するアメリカの圧力が強まれば、韓国国民の間で反米感情が広がり、同盟関係の回復が困難になりかねないとして、韓国政府が問題解決に積極的に乗り出さなければならないと指摘する声が出ています。

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