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政治

法務部長官候補めぐる疑惑 検察が家宅捜索に

Write: 2019-08-27 15:00:46Update: 2019-08-27 16:41:59

法務部長官候補めぐる疑惑 検察が家宅捜索に

Photo : KBS News

法務部長官候補に指名された曺国 (チョ・グク)前民情首席秘書官をめぐる様々な疑惑について捜査するため、検察は27日、関係先の家宅捜索に乗り出しました。
ソウル中央地方検察庁は27日、曺氏の家族が関わったとされる大学、ファンド、不動産、学院財団など10か所あまりの関係先を一斉に家宅捜索しました。
捜索の対象には、ソウル大学、高麗(コリョ)大学、釜山(プサン)大学など曺氏の娘が通っていた学校をはじめ、娘が第一著者に名前を連ねていた論文の作成に関係し、不正疑惑が浮上している檀国(タングク)大学や忠清南道(チュンチョンナムド)にある公州(コンジュ)大学なども含まれました。
検察は、曺氏の娘に奨学金が支払われた経緯や大学入試が免除された過程についても捜査を進めるとみられます。
また曺氏の家族がファンドに投資した経緯や、不正に贈与したかどうかなどについても捜査するとみられます。
曺氏に関する告訴や刑事告発10件あまりは、当初、ソウル中央地方検察庁の刑事部に割り当てられましたが、特捜部に担当が変わりました。
このため検察がこの件を、単純な事件ではなく、権力による不正事件の可能性があるとみているという声も出ています。
文大統領は最重要政策課題として掲げる「司法改革」を担う法務部長官に曺氏を指名しましたが、娘の大学への不正入学や、奨学金を不正に何度も受け取った疑惑など家族をめぐる疑惑が次々と噴出し、指名撤回を求める声が高まっています。

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