文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本の経済報復に関して「誰も揺るがすことのできない国にするためには、中核素材の特定の国への依存度を下げる必要がある」とし、素材部品産業への投資を政府が果敢に支援していく方針を明らかにしました。
文大統領は20日午後、全羅北道(チョンラブクト)全州(チョンジュ)市にある化学メーカー大手、暁星(ヒョソン)の先端素材工場で開かれた新規投資協約式に出席し、「誰も揺るがすことのできない国にするためには、中核素材の特定の国への依存度を下げるべきだ」と述べました。
また「自主化が急がれる中核素材の研究・開発に対しては、事前の妥当性調査を免除することも検討する」としました。
さらに炭素繊維など100種類の中核戦略品目を選定し、向こう7年間、8兆ウォン以上の大規模な予算を投じる方針を明らかにしました。