康京和（カン・ギョンファ）外交部長官は１日、タイ・バンコクで中国の王毅（オウ･キ）外相と会談し、韓国と日本の対立状況について説明したと、外交部が明らかにしました。
このなかで王毅外相は、「世界貿易機関（WTO）を根幹とする世界の自由貿易体制の秩序は重要であるため、維持していくべきだ。歴史を鑑とし、未来志向の関係が求められる」との立場を示したということです。
康長官は、中国の習近平国家主席が早期に韓国を訪問することを期待する意向を示し、中国高官の韓国訪問を通じて、両国関係を強化していく方法について議論することを提案しました。
また、両外相は、韓半島の非核化と恒久的な平和定着に向け、最近の韓半島情勢について議論し、両国の共通目標である韓半島の非核化に向けた取り組みを行うことで一致しました。
一方、中国外交部は、韓中外相会談と関連し、韓半島問題と自由貿易などについて議論したと伝えましたが、日本の韓国への輸出規制について議論したことについては言及しませんでした。