文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院が、29日発刊した報告書によりますと、去年、韓国のコンテンツ産業の売り上げは、前の年に比べ5.2%増加し、119兆1000億ウォンを記録しました。
とくに、コンテンツ産業は過去5年間(2014~2018年)年平均5.8%の成長率を記録しており、去年の韓国の経済成長率が前の年に比べ2.7%増加したことや、過去5年間の全産業の売り上げが3.3%の成長率だったことと比べると、注目に値する成長ぶりです。
分野別に見てみますと、アニメを除くすべての部門で売り上げが増加しています。なかでも音楽(11.9%)、知識情報(9.7%)、漫画(7.0%)産業が大きく増加しました。
また2018年度のコンテンツ産業の輸出額は、前の年に比べ7億4000万ドル増加し、およそ95億5000万ドルでした。輸出額は、すべての分野で増加しており、とくに出版、漫画、音楽、アニメ、放送、キャラクター産業などで10%以上の増加が見られました。
輸出で最も大きな割合を占めるのはゲーム産業(66.9%)で、輸出額は63億9161万ドルを記録しました。続いて、キャラクター(7億3334万ドル)、知識情報(6億4410万ドル)、音楽(5億6417万ドル)などの順となっていました。コンテンツ産業の輸出額は、過去5年間(2014~2018年)年平均16.0%という高い成長率を記録しています。