日本による韓国への輸出規制の強化などで韓日の対立が深刻化していることについて、アメリカを訪れている大統領府青瓦台の金鉉宗（キム・ヒョンジョン）国家安保室第2次長は、現地時間の11日、「アメリカの主導で韓日米3か国による高官級協議を開催することに韓国とアメリカは積極的だが、日本からはまだ回答がない」と明らかにしました。
また金次長は、「アメリカとしても、同盟国の韓国と日本が建設的に協議し、この問題を早期に解決することを望むとの立場を示した」と伝えました。
アメリカが積極的な役割を模索することによって、韓日の対立の解消に向けた糸口が見出せるかどうかに注目が集まっています。
金次長は10日にアメリカ入りし、ホワイトハウスのミック・マルバニー大統領首席補佐官代行をはじめ、アメリカの上下院議員らと相次いで面談しました。
金次長は13日、ホワイトハウスのチャールズ・カッパーマン国家安全保障問題担当副補佐官と会って、米朝の実務交渉の再開について議論する予定です。