覚せい剤を使用した罪に問われていた韓国の男性グループJYJのパク・ユチョン被告に2日、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
パク被告は、覚せい剤使用の罪で先に起訴された元婚約者で、南陽乳業創業者の孫娘ファン・ハナ被告とことし2月から3月まで3回にわたって覚せい剤1.5グラムを購入し、ファン氏の自宅などで使用した罪で起訴されました。
水原(スウォン)地方裁判所は2日、パク被告に、懲役10か月、執行猶予2年、追徴金140万ウォンの有罪判決を言い渡し、薬物使用に関する治療を受けることも命じました。
裁判官は「覚せい剤の使用は弊害が深刻で、厳しい処罰が必要だが、初犯であることや、罪を認め、反省していることなどを考慮した」と説明しました。
判決後、パク被告は「本当に申し訳ありません。これから社会に奉仕しながら、一生懸命、まじめに生きていきます」と述べました。
法廷や拘置所の周りでは、日本など海外から駆け付けた数十人のファンが涙を流す場面もみられました。