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政治

韓国軍、鳥の群れを未詳航跡と誤認 戦闘機が出撃

Write: 2019-07-02 10:49:34

韓国軍は、先月15日、江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)の港に北韓の漁船が入港していたのが見つかった事件で、監視網が機能していなかったと批判を浴びましたが、1日には、鳥の群れを正体不明の飛行物体の航跡と誤認し、戦闘機などを出撃させたことがわかりました。
韓国軍の合同参謀本部は1日、「午後1時10分から4時まで、空軍のレーダーに現れたり消えたりを繰り返す航跡が捉えられた」と発表し、「その後、空軍の対応措置によって、鳥20羽であったことが確認された」と明らかにしました。
レーダーに正体不明の航跡が捉えられたのは、江原道中部のDMZ=非武装地帯付近で、空軍はこのとき戦闘機KF-16やヘリコプターを出撃させたということです。
また、この過程で軍当局は、去年9月に北韓と締結した軍事合意に基づいて、午後2時40分ごろに「偶発的な衝突防止」のために軍の通信網を利用して北韓側に通知文を送りました。これに対し北側は何も反応しなかったということです。
軍当局は、先月の北韓漁船の侵入事件を意識してか、今回は未確認の航跡が捉えられた時点でメディアに公表しましたが、このような異例の対応に軍当局の過剰反応ではないかという指摘も出ています。
これに対して合同参謀本部は「必要な軍事態勢は常に維持されている」と説明しています。

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