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政治

障害者等級制、31年ぶりに廃止 新たな分類導入

Write: 2019-06-26 13:46:40Update: 2019-06-26 13:48:35

障害者等級制、31年ぶりに廃止 新たな分類導入

Photo : YONHAP News

保健福祉部は、障害の程度に従って6つの段階に分けて支援してきた障害者の「障害等級制」を31年ぶりに廃止し、来月1日から新たな分類を導入することを明らかにしました。
これは、画一的な基準により、障害者一人ひとりに必要な支援が受けられないとの批判に対応したもので、従来の1~3級に該当する障害は「重度」、4~6級に該当する障害は「軽度」に分類することになります。
また、障害の程度を判断する障害調査も、支援を必要としている人の状況に応じて対策を立てるという趣旨に従って、個人の状況や特性を把握する「総合調査」に変わります。
これにより、歩行が難しい障害者の場合、活動をサポートする補助員の支援時間が延びるほか、これまでは1~3級の人だけに適用されてきた障害者支援サービスも、全ての障害者が申請することができるようになります。
この他にも、1~2級の人が利用できた「車椅子障害者向けタクシー」は、重度歩行障害があることが確認された障害者に限って全員利用できるようになり、国民健康保険料の割引率も重度は30%、軽度は20%と、従来よりも拡大されます。
また、政府の障害者向け予算も、 来年度は5200億ウォンの増額を請求し、支援分野を少しずつ増やしていく計画です。

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