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政治

G20サミット 文大統領は「平和経済時代」を強調へ

Write: 2019-06-26 09:55:56

G20サミット 文大統領は「平和経済時代」を強調へ

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日から3日間の日程で大阪で開かれるG20サミット=主要20か国・地域首脳会議に出席し、平和と経済が好循環する「平和経済時代」を強調する方針です。
大統領府青瓦台の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が25日、定例の会見で明らかにしたところによりますと、文大統領は、G20サミットで韓半島の平和に向けた韓国政府の努力と、「平和が経済発展につながり、経済発展が平和を堅固にする」という、いわゆる「平和経済時代」を目指す韓国政府の政策方向について説明するということです。
このほかにも、世界経済や貿易・投資、イノベーション、不平等解消と包容的で持続可能な世界の実現、気候変動・環境・エネルギーなどについても議論します。
文大統領は初日の28日、「世界経済と貿易・投資」をテーマにした最初のセッションで、韓国政府の革新的包容国家の実現に向けたこれまでの取り組みや成果を共有します。
夜には、金正淑(キム・ジョンスク)夫人とともにG20の首脳夫妻らとの夕食会に出席します。
文大統領は2日目の29日、「不平等の解消と包容的で持続可能な世界の実現」をテーマにした3つ目のセッションで発言する予定です。
またサミット期間中、中国、ロシア、インドネシア、カナダの首脳とそれぞれ会談し、韓半島問題や両国関係などについて幅広く話し合う予定です。
青瓦台の高官は、習主席との会談について、「具体的な日程は調整中だ。習主席の北韓訪問の結果の説明を受け、韓半島問題での中国の協力を引き続き呼びかける予定だ」と説明しました。
この高官は、開催国の安倍首相との会談は行われないとしたうえで、「われわれは常に会う準備ができているが、日本はまだ準備ができていないようだ」と話しました。
青瓦台はアルゼンチン、オランダ、インドとの首脳会談をそれぞれ行う方向で調整を進めています。
一方、文大統領は、大阪に到着する27日、在日韓国人およそ400人を招いて夕食会を兼ねた懇談会を開く予定です。 

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