9日から16日までの間、北ヨーロッパの3か国を国賓として訪問する予定の韓国の文在寅(ムン･ジェイン)大統領は、9日午後2時半頃、フィンランドに向って出発しました。
大統領府･青瓦台によりますと、文在寅大統領は、10日、ヘルシンキでフィンランドのサウリ･ニーニスト大統領と首脳会談を行い、11日にはアンティ･リンネ新首相と会談します。
その後、ノルウェーに向かい、12日にはオスロ大学で行われる｢オスロ・フォーラム｣に出席し、｢韓半島の平和｣をテーマに基調演説を行います。
この演説で、韓半島の非核化のための交渉の進み具合や、南北関係の発展に向けた新しい構想などが述べられるかどうかが注目されます。
13日には、ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相と首脳会談を行ったあとスウェーデンに向います。
スウェーデンでは、14日には国会で演説し、カール16世グスタフ国王が主催する国賓晩餐会に出席する予定です。
続いて、15日にはスウェーデンのステファン・ロベーン首相と会談を行い、16日に韓国に帰国する予定となっています。