第72回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画「寄生虫」(英語名・パラサイト)の製作者、奉俊昊(ポン・ジュノ)監督は、3日、国内のラジオ番組に出演し帰国後、初となるインタビューに応じました。
世界的な賞を受賞したことついて、奉監督は「早く忘れようと努力している。次の作品に向き合うために平常心を保とうとしているが、それでもやっぱり嬉しい」と率直な感想を語りました。
また、複数の海外メディアが「寄生虫」のオスカー賞獲得も予想していることについては「地球上のすべての映画が候補だ。現段階では何とも言えないが、オスカー賞は誰もが夢見る賞だ」と述べました。
一方、今後の活動については「ラブストーリーを撮ってみたいと思っている。いつかきっと撮りたい。時代劇も一度も撮ったことがないが、挑戦してみたい。朝鮮時代、高麗時代、三国時代など機会があれば全部オープンにして考えている」と話しました。