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政治

乙支・太極演習開始 文大統領「安全保障に一瞬の隙も許されない」

Write: 2019-05-29 14:59:07

乙支・太極演習開始 文大統領「安全保障に一瞬の隙も許されない」

Photo : YONHAP News

韓半島有事の際やテロ、地震など、国民の命に関わる危機的状況に備えるため、政府機関と韓国軍による対応演習が今月27日から始まりました。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日の閣議で、「平和の道のりのなかでも、国の安全保障には一瞬の隙もあってはならない」と述べ、防衛力の強化を強調しました。
「乙支・太極演習」は、韓国とアメリカが毎年8月に行ってきた合同軍事演習「乙支フリーダム・ガーディアン」がことしから中止されることを受けて新しく設けられたもので、30日まで、4日間行われます。
「乙支フリーダム・ガーディアン」は、去年4月27日の南北首脳会談をきっかけに、韓半島の平和ムードづくりのため去年の演習が中止されたのを機に、事実上、廃止となりました。
文大統領は、閣議で、「南北とアメリカの首脳の決断によって、韓半島の安全保障に根本的な変化をもたらす平和プロセスが始まったが、平和の道のりのなかでも、国の安全保障には一瞬の隙もあってはならない」と強調しました。
また文政権が進めている、戦時作戦統制権の移管についても触れ、「自主国防は、情勢の変化とは関係なく追い求めるべき、独立国としての変わりない目標で、『乙支・太極演習』を今後の戦時作戦統制権の移管に備え、自主国防能力を強化する契機にすべきだ」と話しました。

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