文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、外交部の第1次官に日本通の趙世暎(チョ・セヨン)国立外交院長を任命しました。
趙世暎氏は、在日韓国大使館の公使参事官、本省の東北アジア通商課長、東北アジア局長などを経て、国立外交院長を務めていました。
趙世暎氏は、対日本外交の最高の専門家と評されており、この起用は、去年10月の大法院の韓国人元徴用工訴訟判決以降、悪化の一途をたどっている韓日関係をなんとか回復したいという文大統領の強い意志が反映されたものとみられています。
外交部内の日本専門家を意味する「ジャパンスクール」の外交官が、次官に任命されたのは7年ぶりのことです。