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政治

韓国外交部に苦言 河野日本外相

Write: 2019-05-24 09:41:56

韓国外交部に苦言 河野日本外相

Photo : YONHAP News

最高裁にあたる韓国の大法院が、日本企業に対して元徴用工への賠償を命じた判決をめぐって、韓国外交部の報道官が23日、「大法院の判決を履行する場合、何の問題もない」として履行を促したことについて、河野太郎外相が「事の重大性を理解していない大変な発言だ」と強く批判しました。
河野外相は現地時間の23日、フランス・パリで開かれた韓日外相会談の冒頭で、外交部の報道官の発言について「事の重大性を理解していない大変な発言だ」と批判し、「こうしたことが韓日関係を非常に難しくしているということについてぜひ、認識を共有していただきたい」と強調しました。
河野外相は今月21日、記者会見を開き、元徴用工判決について、「文在寅(ムンジェイン)大統領に韓国政府を代表して、責任を持って対応いただきたい」と述べ、韓国国内で「外交トップが相手国の首脳を名指しして、圧力をかけるような発言をしたのは、礼儀を欠いている」という批判の声が上がっていました。
これを受けて、外交部の報道官は23日、定例の会見で、「大法院の判決を履行する場合、何の問題もない」という認識を示していました。
一方、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、外相会談の冒頭で、「韓半島問題をめぐっては、両国が協力すべきことがたくさんある。新天皇の即位で新たな時代が開かれたことを心から祝い、これを機に韓日関係もいまの困難な問題を乗り越え、発展的な方向に進むことを期待する」と述べました。

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