横領や性接待などの疑惑で警察の取り調べを受けている5人組人気グループ、BIGBANG（ビッグバン）の元メンバー、V.Iに対して、警察が求めた逮捕状の請求が棄却されました。
ソウル中央地方裁判所は14日、主な容疑について刑事責任の有無と範囲に争いの余地があり、身柄の拘束は必要ないと判断したとして、逮捕状の請求を棄却しました。
また同じ理由でV.Iのビジネスパートナーのユ・インソク氏についての逮捕状の請求も退けました。
V.Iは、経営に携わったクラブ「バーニングサン」の資金5億ウォンあまりをユ氏とともに開いたクラブ「モンキー・ミュージアム」のブランド使用料として横領した容疑が持たれています。
また2015年12月、日本人投資者を接待するため性接待をあっせんし、自らも性売買をした容疑も持たれています。
事件の中心人物とされるV.Iとユ氏の逮捕状の要請が棄却されたことで、警察の捜査が滞るのは必至となりました。