1980~90年代に日本で活躍し「演歌の女王」と呼ばれた韓国人歌手、ケ・ウンスク(桂銀淑)が15日に、韓国で37年ぶりとなるアルバムをリリースします。
アルバムのタイトルは新しく生まれ変わるという意味の「Re:Birth」で、タイトル曲「道」を含む新曲9曲と、自身の代表曲をリメークした3曲の合わせて12曲を収録しています。
ケ・ウンスクは、1979年に韓国でデビューした後、日本にも進出。「演歌の女王」と呼ばれ、NHK紅白歌合戦に7回も出演するなど高い人気を博しました。ところが2007年、覚せい剤所持容疑で逮捕され、ビザ延長が認められず、翌年に韓国に帰国。そして2015年に韓国でも覚せい剤を使用した罪などで起訴され、懲役1年2か月の実刑判決を受けました。
ケ・ウンスクは、新しいアルバムのタイトル「Re:Birth」のように、生まれ変わるという決意で再び歌に向き合いたいとしていて、アルバムがリリースされる15日には、ソウルの西江大学で「Re:Birth」のショーケース(新曲発表会)を開きます。