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経済

韓国造船 受注競争で中国・日本を圧倒

Write: 2019-05-14 10:03:27

韓国造船 受注競争で中国・日本を圧倒

13日、韓国の研究機関の発表によりますと、天然ガスの需要が増加し、LNG=液化天然ガス関連の船舶が造船産業の回復をけん引していることから、韓国の造船業は優れた建造技術を基盤に、当分は受注競争で中国や日本を圧倒する見通しです。
研究機関によりますと、3月現在、新規発注をけん引しているLNG運搬船の手持ち工事量1400万GT(総トン数)のうち、韓国の手持ち分はおよそ1100万GTで、全体の81%を占めました。
また、最近の造船業界のトレンドとも言えるVLCC=超大型タンカーや大型コンテナ船など、超大型船舶における受注においても、韓国が優位に立っているということです。
研究機関は「韓国は十数年間にわたり数千隻の船舶を建造するなかで、豊富な経験とノウハウを確保しており、船舶会社の多様なニーズや納期に応えることができる」としたうえで「韓国と中国の船舶建造技術には、およそ5年あまりの差がある」と説明しています。
韓国の造船業は、景気に左右されることなく受注量全体の35%以上を占め、安定した競争力を維持してきました。
過去には、韓国と日本で受注量全体のおよそ80%を占めていましたが、最近では、韓国と中国がおよそ80%を占め、2強の構図となっています。

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