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政治

文大統領「ともに知恵を出すべき」 日本との関係改善に意欲 

Write: 2019-05-03 10:02:19Update: 2019-05-03 16:54:25

文大統領「ともに知恵を出すべき」 日本との関係改善に意欲 

Photo : YONHAP News

元徴用工に対する韓国大法院の損害賠償判決などで韓日関係が日増しに悪化しているなか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本との関係改善に意欲を示す一方、日本は歴史問題を政治利用していると批判しました。
文大統領は2日、大統領府青瓦台で開かれた社会各界のOBたちとの昼食会で、「日本と良い外交関係を発展させていかなければならないと考えている。安全保障や経済、未来発展などのためにも日本と良い関係を築くべきだ」と述べました。
文大統領は、OBたちに「日本人と会って話し合う機会があれば、両国がともに知恵を結集する解決策が必要だと伝えてほしい」として、韓日関係の改善に向けて役割を果たすよう呼びかけました。
しかし、文大統領は、「不幸な歴史から派生する問題でぎくしゃくしている。両国関係の根幹が揺るがないよう知恵を集めなければならないが、日本はこのような問題を国内政治に利用し、問題を増幅させる傾向があり残念だ」として、懸念を示しました。
こうした認識は、韓日関係で、過去の歴史問題と未来志向の協力を切り離して考えるべきだとする、これまでの「ツートラック」のアプローチにもとづくものとみられます。

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