クウェートを訪問中の李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は、現地時間の1日、クウェートのサバーハ首相と会談し、8項目にわたる両国間の経済協力案件を提案しました。
李国務総理は、国交樹立40周年を機にクウェートを訪れているもので、韓国の国務総理としては11年ぶりの訪問です。
李国務総理は「両国は、建設・エネルギーなどの分野で友好的な協力を続けてきた。クウェートの未来発展計画である『ビジョン2035』の実現に、韓国が協力パートナーとなることを望む」と話しました。
そのうえで、李国務総理は、両国経済共同委員会を年内に開催することや「韓・クウェートビジョン2035(仮)」戦略委員会の新設、それにクウェートの病院や空港などインフラ事業に対する韓国企業の参加など、8項目にわたる重要協力案件を提案しました。
これに対してサバーハ首相は「李国務総理が提案した各種プロジェクトを検討し、両国間の協力もより拡大させていきたい」と応えました。
会談後には、両首相が見守る中、韓国とクウェート政府による文化協定改正や経済自由区域協力など6件のMOU=了解覚書を締結しました。
李国務総理は、10日までの日程でクウェート・コロンビア・エクアドルを歴訪します。