金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は1日、「地方自治体が南北の交流協力事業をより積極的に推進できるよう体系的に支援していく」と述べ、南北交流の拡大を図る上で、自治体の役割が重要だという考えを示しました。
金長官はこの日、ソウルの国会議員会館で開かれた自治体による南北交流協力制度の改善策に関する討論会に出席しました。
金長官は討論会で「自治体が、各地域の特色や利点を活用し、政府が持つ限界を補うことができれば、南北の交流は、より丈夫な土台の上で発展していける」と述べました。
その上で「まだ、南北の交流協力の水準は、自治体の期待とニーズに応えられるものではないが、今後南北関係が改善し、交流協力が活性化すれば自治体の役割もさらに大きくなるだろう」とし、自治体主導の交流事業が南北の関係回復のほか、地域経済の活性化や雇用創出にもつながるとの期待を示しました。