去年の世界の軍事費は合わせて1兆8220億ドルで、前の年に比べて2.6%増えました。韓国は世界で10番目に多い431億ドルで、前の年に比べて5.1%増えました。
紛争や軍備を研究する有力シンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が29日に発表したところによりますと、2018年の世界の軍事費は1兆8220億ドルで、前の年に比べて2.6%増え、信頼に足る統計が始まった1988年以降では最も多くなっています。
このうちアメリカは、6490億ドルで、去年に比べて4.6%増えて全体の36%を占め、最も多くなっています。
2番目に多いのは中国で、2500億ドルと、去年に比べて5%増え、全体の14%を占めています。
次いで、サウジアラビア、インド、フランスの順となっていて、上位5か国を合わせると、全体の60%にのぼります。