全国のガソリンスタンドで販売されるガソリンの価格が、国際原油価格の上昇やイランに対するアメリカの経済制裁などの影響で、4か月ぶりの最高値となりました。
韓国石油公社によりますと、4月の第4週目、国内のレギュラーガソリンの価格は1リットル当たり1441ウォンで、およそ4か月前の去年12月の第2週以来の最高値となりました。
レギュラーガソリンの価格は、ことし2月の第2週は1342ウォンまで下落していましたが、その後上昇に転じ、10週連続の上昇となりました。
また、4月の第4週目、国内の軽油価格は1328ウォンで、レギュラーガソリンと同じく去年12月の第2周明以来の最高値となりました。
現在、景気浮揚策として一時的に引き下げられているガソリン税の引き下げ率が5月から縮小されることや、イランに対するアメリカの経済制裁などの影響で、今後、ガソリン価格はさらに上昇するものとみられます。