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政治

朴前大統領 刑の執行停止を申請

Write: 2019-04-18 13:00:24

朴前大統領 刑の執行停止を申請

Photo : YONHAP News

親友の崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀して大企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われている朴槿恵(パク・クネ)前大統領は、16日に拘束期間が満了して既決囚となりましたが、朴前大統領の弁護人は18日、ソウル中央地検に刑の執行停止を申請しました。
弁護人は「朴前大統領は、椎間板ヘルニアなどで数回、治療を受けてきたがまったくよくなっていない」としたうえで、「痛みや痺れによって正常な睡眠が不可能な状態だ」と申請の理由を明らかにしました。
刑の執行停止は、収監者の事情を考慮し、刑の執行を一時延期する制度で、執行停止中は収監期間に含まれません。
刑事訴訟法で、刑の執行を停止する条件は、▲刑の執行により健康を損なわれるか、生命を保全できないおそれがある場合 ▲70歳以上 ▲妊娠6か月以降・出産後60日以内 ▲直系の尊属や幼年卑属の保護者がいない場合です。
このうち、朴前大統領に適用されるとしたら「刑の執行により健康を損なわれるか、生命を保全できないおそれがある場合」のケースですが、朴前大統領側が主張する「椎間板ヘルニアの痛みと、これによる睡眠障害」がこれに該当するかどうかが争点となる見通しです。
法曹界では、過去に「健康状態が好ましくない」という理由での刑の執行停止が乱用され、世論の強い非難を受けたことなどを踏まえると、朴前大統領側の申請は受け入れられないだろうとの観測が出ています。

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