新任の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は17日、 就任後初めて韓国駐在の邱国洪(きゅう・こくこう)中国大使、同じく長嶺安政日本大使とそれぞれ会談し、韓半島の平和定着に向けた連携強化を呼びかけました。
金長官は、統一部庁舎で行われた邱国洪中国大使との会談で「韓半島の平和と繁栄のために緊密に連携していきたい」と述べました。
これに対し邱国洪中国大使は「南北関係の改善や韓半島の平和と安全を推進するに当たって、金長官は重要な役割を果たせると確信している」と応じたということです。
この後、長嶺安政日本大使と会談した金長官は、長嶺大使に対し「今後も韓半島の平和定着に向け日韓の協力関係を一層強化していきたい」と語りました。
これに対して長嶺大使は、去年4月27日に板門店(パンムンジョム)で行われた南北首脳会談から近く1年を迎えることに触れ「重要な時期に長官に就任した金長官の今後の活躍を心から期待している」と述べたということです。