文化財庁は10日、今年1月から3月期に景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮の4つの古宮と宗廟、歴代国王の陵墓を訪れた人は236万4012人に上り、過去最高となったと発表しました。
これは去年同じ時期の183万2628人より29%増加しており、外国人は、去年同じ時期の39万9384人から今年は49万5337人と24%増えたということです。
年間の入場者数が1304万人と最も多かった2016年の1月から3月期の入場者数は218万5752人でした。
4大古宮と宗廟、朝鮮王陵を訪れる人が春から秋にかけて大幅に増えることを踏まえ、今年は、年間の入場者数の記録がさらに更新されるのではないかと期待が高まっています。
文化財庁は、1月から始まった昌徳宮の夜間入場や、これまで一般に公開されなかった古宮の内部を一般向けに公開したことが入場者の増加につながったとみています。