文在寅（ムン・ジェイン）大統領が来月11日、ワシントンでアメリカのトランプ大統領と首脳会談を行うことになりました。
大統領府青瓦台で広報を担当する尹道漢（ユン・ドハン）国民疎通首席秘書官が29日、定例の会見で発表したところによりますと、文大統領夫妻はトランプ大統領の招きで来月10日と11日の2日間の日程で、ワシントンを訪れるということです。
首脳会談は11日に行われる予定で、会談では、韓米の同盟関係の一層の強化と、完全な非核化による韓半島の平和体制の構築に向けた両国の協力について踏み込んだ議論を行う予定だということです。
2回目の米朝首脳会談以降、米朝の非核化交渉がこう着状態に陥っていますが、韓米首脳会談が行われる4月11日は、北韓が重要政策を決める最高人民会議の第1回会議の開催日と重なることから、韓米首脳会談でトランプ大統領が、「対話」と「圧力」のどちらに重きを置くかが、金委員長の選択にも影響を与えるとみられます。
一方、青瓦台は南北首脳会談も早い時期に開かれるのを期待すると明らかにしました。