文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、28日午前、外国人投資企業の経営者たちを大統領府青瓦台に招き、「韓国と共につくる革新成長」というテーマで懇談会を開きました。
文大統領が、複数の外国人投資企業の関係者と会うのは、就任してから初めてで、１月の中小企業と大企業、中堅企業、２月のベンチャー企業と自営業者など、企業関係者を招いて行われた懇談会の一環として開かれました。
文大統領は冒頭発言で、企業関係者らにこれまでの国内経済の活性化、質の良い雇用の創出など、韓国経済における貢献に感謝の意を伝えました。
KOTRA=大韓貿易投資振興公社と統計庁によりますと、韓国経済に対する外国人投資家の貢献度は、2017年は、国内売上の12％、輸出の19％、雇用の７％でした。また、外国人投資実績は、2018年の申告額が269億ドルと過去最高額を記録しました。
また、文大統領は、米朝首脳会談以降の韓半島の地政学的リスクの著しい減少などを根拠として挙げながら「韓半島は、世界で最も魅力的な市場となるはずだ。皆さんが韓国で、より大きな成功と投資の夢を抱けるよう、絶え間ない努力を続けていく」と話しました。
この日の懇談会には、アメリカ企業13社など、13か国の駐在外国企業の関係者や政府関係者、あわせておよそ100人が参加しました。