韓国の男性作家、黄晳暎(ファン・ソギョン)が2015年に発表した小説「たそがれ時(原題:해질무렵、英題:At Dusk)」が、世界3大文学賞のひとつとされるイギリスの文学賞、国際ブッカー賞の候補にノミネートされました。
韓国人作家がブッカー賞の候補になったのは、2016年と2017年に候補にノミネートされた女性作家の韓江に次いで、2人目となります。
ブッカー賞の選定委員会は、13日、ホームページで黄晳暎を含む13人の候補を発表し、来月9日に最終候補6人を発表する予定です。
小説「たそがれ時」を英語に訳した、翻訳家のキム・ソラもあわせて候補となりました。
国際ブッカー賞はイギリス最高の文学賞とされるブッカー賞の国際版で、ノーベル文学賞、フランスのゴンクール賞と並んで、世界3大文学賞とされています。