韓国のコメディ映画「極限職業」の笑いのツボが北米でも受けました。
映画専門調査会社のレントラックによりますと、「極限職業」の北米での興行収入は25日の時点で、120万ドルを超えたということです。
映画配給会社のCJエンターテインメントは、これまで北米で封切られた韓国映画では、9番目に多いものだと説明しています。
北米での興行収入がこれまででもっとも多かった韓国映画は、「バトル・オーシャン 海上決戦」で、続いて「国際市場で逢いましょう」、「グエムル」、「新感染 ファイナル・エキスプレス」の順です。
CJエンターテインメントは、「韓国のコメディ映画は、文化的、言語的な壁から、ほかのジャンルに比べて北米での興行成績がよくなかったが、『極限職業』はこうした限界を乗り越えたということで意味がある」と話しています。
「極限職業」は現在、ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、ワシントン、バンクーバー、トロントなど北米の23都市で上映中です。
オーストラリアとニュージーランドでは今月7日に封切られ、歴代4位の興行成績を上げました。また、インドネシアでは今月20日に、台湾では22日に封切られ、人気を集めています。
シンガポール、香港などでも近く封切られる予定です。
「極限職業」は、解散の危機に陥った麻薬捜査担当チームの刑事5人が、麻薬組織検挙のためにフライドチキン店をオープンしたところ、美味しいと全国的に評判となるというコメディー・アクション映画です。