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文化

臨時政府建国綱領草案が文化財に 100周年で登録

Write: 2019-01-02 15:48:30

臨時政府建国綱領草案が文化財に 100周年で登録

Photo : YONHAP News

文化財庁は、大韓民国臨時政府樹立100周年を迎えて、独立運動家の趙素昻(チョ・ソアン)氏が書いた「臨時政府建国綱領草案」を文化財に登録したと、2日、発表しました。
趙素昻氏は中国での臨時政府樹立に貢献した政治思想家で、三均主義にもとづいた独立と建国の方針で「臨時政府建国綱領草案」を執筆しました。
三均主義とは、個人・民族・国家の3要素の均衡と、政治・経済・教育の3要素の均衡を通じて、理想的な社会を建設するというものです。
趙素昻氏は、独立後に国会議員を務めましたが、韓国戦争で北韓側に拉致されました。
臨時政府建国綱領草案は1941年11月28日の臨時政府閣議で一部修正を経て採択されました。
建国綱領の前文は、わが民族は半万年もの歴史があり、固有の国土と主権、経済と文化を持っており、臨時政府はそれらをもとに育まれた民族の精気によって形成された集団の最高組織だと記しています。
これは後の大韓民国憲法のルーツになったとされており、臨時政府がどのような国家を建国しようとしていたのかを示す重要な史料として受け継がれています。

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