インドネシア・ジャカルタで開催された第18回アジア競技大会で韓国野球代表チームの監督を務めた宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督が、10日、国政監査に出席し選手選抜の経緯などについて説明しました。
宣監督は、10日、国会で開かれた文化体育観光委員会の国政監査に出席し、アジア競技大会代表チームの選手選抜の経緯などについて説明し、特定の選手を選抜するように依頼を受けたことはなく、選手が兵役を済ませているかどうかは考慮していなかったと説明しました。
当初、野球代表チームの選手選抜が不透明な基準で行われたという声があるなか、代表チームがアジア競技大会で金メダルを獲得してから疑惑の声はより高まりました。
特にオ・ジファン選手 は、軍の体育部隊などで代替服務ができる機会を放棄し国家代表に加わり、金メダル獲得による兵役免除を受けているため、疑惑の中心となりました。
宣監督は、全ての疑惑について否定したうえで「今後は選手選抜において国民の声に耳を傾けたい」としました。