京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市にある世界遺産の南漢山城(ナムハンサンソン)を世界的な観光スポットとして開発するため、2022年まで196億3000万ウォンが投じられる予定です。
南漢山城は長さ12.4キロメートル、広さ2145.2平方キロメートルにのぼる朝鮮時代の要塞の遺跡で、2014年にユネスコの世界遺産に選ばれました。
京畿道によりますと、観光スポットとして開発するため2019年から毎年10月に「世界遺産・南漢山城文化祭」を開催し、山道のトラッキング、文化体験、伝統衣装体験など様々なイベントを開催する予定だということです。
また、2022年末に3階建ての南漢山城博物館を完成させるとともに、駐車場や宿泊施設、ケーブルカーなどの施設も備えていく予定で、合わせて196億3000万ウォンを投じる計画だということです。