世界的な人気を誇る韓国の7人組男性グループ、防弾少年団(BTS)は24日、ニューヨークの国連本部で開かれたユニセフ=国連児童基金の会合で演説し、世界の若者に向けて、自らの内なる声を聞き、自分を愛するよう呼びかけました。
ユニセフは現在開催中の国連総会の場で、10代から20代の若者のための教育や技能研修、雇用の促進を目指す新しい活動方針を発表しており、防弾少年団は、この活動の立ち上げ行事に参加して演説したものです。
グループを代表しておよそ5分間の演説をしたリーダーのRMさんは、「音楽をやめたいと思ったこともあるが、自分自身の声に耳を傾けることによって、不安を克服した」と語り、「本当の愛は自分を愛することから始まる」などと訴えました。
防弾少年団と所属事務所は、ユニセフとパートナーシップを結び、去年11月から韓国で「LOVE MYSELF」(私自身を愛そう)キャンペーンを行い、収益金をユニセフに寄付しています
この行事には、国連のグテーレス事務総長やユニセフのフォア事務局長、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめとする各国首脳も出席しました。