第13回ソウルドラマアワードが開かれ、韓国ファンの人気を得た海外ドラマに贈られる招待作品部門の賞に日本のドラマ「孤独のグルメ」が選ばれました。
ソウルドラマアワードの組織委員会は3日、汝矣島(ヨイド)のKBSホールで授賞式を行いました。
ソウルドラマアワードは、韓国国内で開かれる唯一の国際テレビフェスティバルで、ことしは56か国から合わせて268作が出品され、これまででもっとも大きい規模となりました。
このうち、韓国ファンの人気を得た海外ドラマに贈られる招待作品部門の賞には、テレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」が選ばれました。
このドラマの主役を演じる俳優の松重豊さんは3日、授賞式に出席するため韓国を訪れ、「韓国に向かう際は、ドラマが本当に人気があるのか疑ったが、街を歩いていると、多くの人に気づいてもらい、実感した」と感想を語りました。
このほかにも、アジアで活発な活動を繰り広げ、影響力を及ぼしている俳優に贈られるアジアスター賞は、大谷亮平さんが受賞しました。
大賞は、1920年代のベルリンを舞台に、犯罪、汚職、政治的混乱が描かれたサスペンス仕立てのドイツのテレビドラマ「バビロンベルリン(Babylon Berlin)」に贈られました。