韓国のサッカー代表チームを率いる司令塔として、ポルトガル代表チームの監督を務めたベント氏が内定しました。
大韓サッカー協会の関係者は、16日、「金判坤(キム・パンゴン)国家代表監督選任委員長が新しい監督を発表する予定だが、ベント氏が内定していると聞いている」としました。
新任監督に内定しているベント氏は、先ず来月の7日に行われるコスタリカとの評価試合と11日に行われるチリとの評価試合から代表チームを率いる予定です。まずは、27日に発表する予定の9月のAマッチ召集リストの発表のときも出席する可能性が高いと思われます。
ベント監督内定者の具体的な契約条件は公開されていませんが、契約期間は2022年のカタールワールドカップまでの4年間となる可能性が高く、年俸はシュティーリケ元監督の年俸15億ウォンを上回る、外国人監督としてはこれまででもっとも手厚い待遇になるとされています。
ベント氏は、現役時代1992年から2002年までポルトガル国家代表としてAマッチで35試合に出場し、2010年から2014年まではポルトガル代表チームの監督を務め、2012年ヨーロッパサッカー選手権(ユーロ2012)では、ベスト4入りしています。