韓国政府が、今月13日から北韓の平壌で開かれる国際ユースサッカー大会に参加する韓国の選手団など151人の北韓訪問を承認しました。
統一部によりますと、国際ユースサッカー大会に参加する韓国の選手団84人をはじめ、記者団26人、参観団25人、大会運営委員16人の合わせて151人の北韓訪問を9日、承認したということです。
この大会は、韓国の南北体育交流協会と北韓の4.25体育団の共催で、今月13日から18日まで平壌で開かれ、南北をはじめ、ロシア、ベラルーシ、ウズベキスタン、中国の6か国から8チームが出場します。
選手団らは10日、京義(キョンウィ)線陸路で北韓入りし、19日に戻る予定です。
陸路での訪問としては、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足以来、もっとも大きい規模となります。
一方、11日にソウルで開かれる南北労働者統一サッカー大会に参加する北韓の代表団の韓国訪問も9日、承認されました。
北韓の労働団体、朝鮮職業総同盟の朱英吉(チュ・ヨンギル)中央委員会委員長をはじめとする北韓代表団64人は10日午前、京義線陸路から韓国入りする予定です。