7月2日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権、男子シングルスのシード順が27日に発表され、韓国のチョン・ヒョン(22)は第26シードとなりました。
シードは、有力選手同士が大会序盤で対戦しないように、組み合わせを調整して分散させる仕組みで、男子シングルスではトーナメントに出場する128人のうち32人を選びます。
韓国選手がテニスのメジャー大会でシングルスのシード選手に選ばれたのは初めてです。
チョン・ヒョンは、5月に開かれたフランス・オープンでもシード選手に選ばれると予想されていましたが、けがのため、出場を断念し、実現しませんでした。
足首のけがで5月はじめのマドリード・オープン以来、試合に出ていないチョン・ヒョンは、ウィンブルドンに備え、リハビリと練習に励んでいます。