サッカーW杯のロシア大会、韓国は18日のスウェーデンとの初戦で敗れ、決勝トーナメントへの道のりはさらに険しいものになりました。
グループFの韓国はスウェーデンに0-1で敗れました。
前半を0-0で終えた試合は後半20分、韓国のキム・ミヌのエリア内のタックルが今大会から採用された「ビデオ・アシスタント・レフェリー」でファウルと判定され、スウェーデンにPKが与えられました。
スウェーデンの主将のグランクビストがPKを決め、スウェーデンが先制、その後、韓国は得点がなく、結局0-1で試合は終わりました。
この試合、スウェーデンの有効なシュートは三つだったのに対して、韓国の有効なシュートは一つもありませんでした。
韓国は1986年からW杯に連続出場していますが、有効なシュートが一つもなかった試合はこれが初めてです。
同じFグループのメキシコが世界ランキング1位のドイツを1-0で破っていて、韓国としてはスウェーデンに勝たなければ決勝トーナメントに進出するのは難しい状況でした。
韓国は24日にメキシコと対戦しますが、過去の対戦成績はともかくとして、ドイツに勝ったメキシコは決して簡単な相手ではありません。
27日にはドイツと対戦しますが、ドイツとの試合を待たなくても、メキシコ戦で敗れれば決勝トーナメント進出は挫折します。
この試合、韓国代表で活躍した選手はゴールキーパーのチョ・ヒョヌだけとされています。
チョ・ヒョヌはPKで先制点を許したものの、スウェーデンの有効なシュート三つを全部防ぎ、イギリスのBBCなどは韓国代表のうちチョ・ヒョヌを最高の選手に選びました。