8月にインドネシアのジャカルタ・パレンバンで開催される2018年アジア競技大会で、南北合同チームを構成する用意があるとしている大韓卓球協会が、来月、北韓の平壌(ピョンヤン)で開かれる、平壌オープンに初めて参加することを検討しています。
卓球協会の関係者が2日に明らかにしたところによりますと、スウェーデンのハルムスタッドで開かれる世界選手権に参加した韓国の代表団が国際卓球連盟(ITTF)を通じて6月13日から17日まで開かれる平壌オープンに参加したいという意向を伝える計画だということです。
このために、ユ・スンミンIOC選手委員が、ITTFのトーマス・ウェイカート会長に直接会い、平壌オープンに参加したい意向を直接伝えることにしました。そして可能であれば、北韓選手団とともに世界選手権に参加している、北韓卓球協会のチュ・ジョンチョル書記長との3者会談も推進することにしました。
卓球協会の関係者はこれについて「これまで、平壌オープンに参加するために、色々な経路で取り組んできたが、北韓から招待されなかった。南北首脳会談をきっかけに南北のスポーツ交流が活性化されてきているだけに、合同チーム結成による戦力アップの効果が大きい卓球が一足早く動くことになった」と述べました。
卓球協会は、韓国が 平壌オープンに参加できた場合、7月19日から22日まで大田(テジョン)で開催されるコリアオープンに北韓を招待することを検討しています。