韓国テニス界のスター鄭現（チョン・ヒョン）が、韓国選手としては初めて、男子プロテニス（ATP）が世界ランキング20位の壁を越える見込みです。
世界ランキング23位の鄭現は、アメリカ・フロリーダー州のマイアミで開かれたATPマイアミ・オープンの準々決勝で、世界ランキング17位のジョン・イスナーに0対2で負けて敗退しましたが、4月2日に発表される世界ランキングで最低20位までランクが上昇することが確定しました。
これは、他の準々決勝試合で、25位のミロシュ・ラオニッチが6位のフアン・マルティン・デル・ポトロに負けたためです。この日にラオニッチが勝っていたら来週のランキングで鄭現を追い越すことができました。
この結果により、 鄭現の来週の世界ランキングは、現在ベスト8に入っているボルナ・チョリッチ（36位）が決勝戦に進出できなければ19位、決勝進出を果たせば20位まで上昇します。
鄭現は、1月に開かれた全豪オープンでベスト4に入ったことで世界ランキングが53位から29位に上がり、世界ランキングで韓国人としての最高記録（36位）を更新し、その後も徐々に順位を上げてきました。