平昌パラリンピックの地上波テレビの放送枠がオリンピックに比べて極端に少ないことが分かりました。
地上波テレビ3社、KBS、MBC、SBSの平昌パラリンピック開催期間10日間の放送枠は、KBS25時間、MBC17時間、SBS30時間にとどまり、オリンピックの平均150時間を大きく下回っています。
平昌オリンピック組織委員会によりますと、日本のNHKは合わせて62時間、アメリカのNBCは94時間、イギリスのチャンネル4、フランスのフランステレビ、スウェーデンのSVTはそれぞれ100時間をパラリンピック中継に割り当てていて、海外のテレビ局に比べても大きく少ない水準です。
こうした動きに関連して、クロスカントリースキー男子15キロ座位で銅メダルを獲得したシン・ウィヒョン選手はパラリンピックへの関心を呼びかけ、大統領府青瓦台の国民請願サイトには20日、パラリンピックのテレビ中継を増やすよう求める請願が記載されました。