韓国テニスの看板スター、鄭現(チョン・ヒョン、21)が、男子プロテニスツアー・メキシコオープン2日目の現地時間の27日に行われた1回戦でドナルド・ヤングを2対0で破り、ベスト16入りを果たしました。
鄭現は、1月に行われた全豪オープン3回戦でドイツのズベレフ、4回戦で元世界1位のセルビアのジョコビッチを破り、アジア勢として86年ぶりに準決勝に進み、スイスのフェデラーに挑みましたが、足の痛みを訴えて途中で棄権しました。
その後、およそ3週間にわたってリハビリーや治療に励み、2月はじめから訓練を再開、先週、ATPツアー・デルレイビーチオープンで復帰し、ベスト8入りを果たしています。
鄭現は、全豪オープン準決勝進出で、男子プロテニス協会(ATP)が発表する先月29日付の世界ランキングで29位に急浮上しています。