日中韓のトップ棋士3人が競う世界囲碁名人争奪戦で、李世乭(イ・セドル)9段が、初優勝を果たしました。
李9段は、10日、中国雲南省保山市で開催された第5回東駿藥業杯世界囲碁名人争覇戦の決勝戦で、中国の連笑九段に勝ち、優勝しました。
今回の勝利により、 李9段の連笑9段に対する戦績は5戦全勝になりました。
韓国・中国・日本各国の名人戦に優勝したトップ棋士が「名人中の名人」の座を競う世界囲碁名人争覇戦は、2015年の第4回に続き3年ぶりに開催され、 李9段は、この大会に初めて出場しました。
韓国の棋士がこの大会で優勝したのは、 第2回の優勝者パク・ヨンフン(朴永訓)棋士に次ぎ、李棋士が2番目です。