IOC＝国際オリンピック委員会が、国連の北韓制裁を尊重しながら、平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックへの北韓選手団の参加を支援していると、明らかにしました。
アメリカ政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ」が16日、報じたところによりますと、IOCの広報室は、北韓に対する国連の制裁を尊重しながら、平昌冬季オリンピックに北韓選手団が参加できるよう支援していると明らかにしたということです。
また、北韓選手団の試合への出場や事前トレーニングキャンプの費用を支援する問題について、国際スキー連盟や国際スケート連盟とすでに協議を終えていて、IOCの広報室は、これらの連盟を通じて北韓選手団に参加費や旅費を支援するということです。
IOCの広報室は、北韓選手団が、ほかの205か国の国内オリンピック委員会（NOC）所属選手らとともに、平昌冬季オリンピックに招かれたと重ねて強調しました。
一方、北韓のペアスケーティングのリョム・デオク－キム・ジュシクペアはことし9月、ドイツで開かれた2017国際スケート連盟のネーベルホルン杯大会で6位となり、平昌オリンピックへの出場権を獲得しています。