金基德(キム・ギドク)監督の映画「網に囚われた男」がフランス政治映画祭で大賞を受賞しました。
フランス政治映画祭は、政治を題材とした映画や政治的な想像力を題材とした映画の映画祭で、ことし初めてフランスのコルシカ島で開催されました。
昨年10月に韓国で公開された「網に囚われた男」は、北韓の漁船が韓国側に漂着、乗っていた北韓の漁師が家族のもとに帰るための熾烈な1週間を描いています。
映画祭の関係者は「網に囚われた男」について、北韓の金正恩労働党委員長の愚かさが世界平和を脅かしている中、主人公の1週間の旅程を通じて人間の内面を強烈に表現したと説明しました。