長崎市の端島炭坑を舞台にした韓国映画「軍艦島」が、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭で最優秀作品賞を受賞しました。
映画配給会社のCJエンターテインメントが15日、発表したところによりますと、「軍艦島」は、第50回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭でオービタ部門の最優秀作品賞を受賞したということです。
シッチェス・カタロニア国際映画祭は、世界3大ファンタスティック映画祭の一つで、スペインのバルセロナ近郊にあるシッチェスで毎年10月に開催されています。
オービタ部門は、その年のもっとも注目すべき作品を紹介するコンペティション部門で、観客でつくる審査委員団が選んだ映画に作品賞を贈ります。
韓国映画の受賞は、今回を含めて3回目となります。
「軍艦島」は、日本による植民地時代に端島炭坑に強制徴用された朝鮮人らが命がけで島から脱出を試みるというストーリで、リュ・スンワン監督が手がけ、ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョンなどが出演しました。