第90回アメリカアカデミー賞外国語映画賞部門の韓国代表作品に、チャン・フン監督の映画「タクシー運転手」が決まりました。
映画配給会社が4日に発表したものです。
アカデミー賞外国語映画賞部門は、アメリカ以外の映画で、英語以外の外国語でできた映画の賞で、毎年各国から1つの作品が出品できます。
「タクシー運転手」は、1980年5月、南部の光州(クァンジュ)で起きた市民のデモ隊と軍の衝突を取材するため、タクシーで光州に向かったドイツ人記者とタクシーの運転手の物語を描いたもので、 実話をもとに制作されました。
選定の理由について、アメリカアカデミー賞の審査委員側は、「タクシー運転手は、実話をもとに制作され、韓国の民主化の過程や普遍的なヒューマニズムがうまく描かれている」と話しています。