韓国、日本、中国に共通する風呂敷、韓国語で「ポジャギ」をテーマにしたフェスティバルが、大邱（テグ）で開かれます。
大邱（テグ）市によりますと、来月2日から5日間、大邱にある三星創造キャンパスで「ポジャギ・フェスティバル」を開催するということです。
このフェスティバルは、ポジャギが、多様性と包容性を象徴することに着目し、文化、産業、観光が融合され、過去からの伝統、現在、未来が共存する文化祭を目指して、大邱市が企画したものです。
フェスティバルでは、3か国のポジャギから、衣服文化、伝統料理、伝統遊戯などに広がる様々なコンテンツが楽しめます。
また、3か国のポジャギ名人の作品の特別展示、繊維芸術体験館、3か国の伝統衣装ファッションショーなどのプログラムのほか、野外公演場などでは、様々な公演が行われます。
大邱市長は、「大邱市が日本の京都、中国の長沙市とともにことしの東アジア文化都市に選ばれたことをきっかけに、このフェスティバルを企画した。誰もが楽しめる大邱の代表的な文化祭にしてく」と話しています。
「東アジア文化都市」は、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図るため、韓日中3か国が毎年、それぞれ1都市ずつ選定しています。